KKPokerのアンバサダーJon Kyteプロがマルタとラスベガスへポーカー遠征に✈️古くからライブポーカーが発展してきたマルタとラスベガスは、多数のエントリーを誇るトーナメントで名高い地です。
Jonプロは7年以上もプロポーカープレイヤーとして活動しており、ノーリミットホールデム・PLO・ミックスゲームのエキスパート🦾ライブトーナメントで$2.5M以上の賞金を稼ぎ、Nordic Poker Championship優勝、WSOPCリング獲得、PokerStars EPTメインイベント準優勝、WSOPブレスレットイベント準優勝などの実績を残しています🏆️
JonプロがKKPokerのためだけに書き下ろした遠征の後日談で、ポーカープロの頭の中を探ってみよう!
目次
マルタ&ラスベガスへの旅
LAS VEGAS HIGH ROLLER
マルタ&ラスベガスへの旅
KKPokerコミュニティの皆さんこんにちは!Jon Kyteです!新たにダイアリーブログを始めることができて、嬉しい限りです!
私がKKPokerアンバサダーとして初めて公式に訪れたのは、KKPokerがオンラインサテライトを展開していたマルタポーカーフェスティバルでした。
マルタでの滞在は本当に楽しかったです。毎年秋になると北の寒さを抜け出して、日差しの降り注ぐマルタへ行くのが何よりも楽しみです。素晴らしい人たちと一緒に過ごせるからこそ、毎年マルタに足を運んでいます。マルタにはいつも笑顔が溢れています!
もちろん、ポーカーも少しだけプレイしましたよ。トーナメントはバイインが少額のものが多いですが、大勢のプレイヤーが集まる場でポーカーをするのは楽しいものです。マルタのメインイベントはとても盛大で、バイインは少額でも、大規模なフィールドで勝つことは名誉なことです。以前はサテライト経由でこうした大きなトーナメントに進出していました。これは間違いなくベストな手段です。そしてKKPokerなら、ライブトーナメントにサテライトから参加して、私のようなプロたちと対戦することができます。
マルタでは、H.O.R.S.E.トーナメントを自ら主催するという貴重な機会にも恵まれました。私はファイナルテーブルまで進めたものの、オマハハイローで大事な局面で敗れ、残り7人のところで脱落しました。ボードがQ-T-4-7-2の状況で、私のハンドはATT8、相手はAQQ6でした。ミックスゲームファンとのプレイは本当に楽しくて、最高のトーナメントでした。
The Hendon Mob ChampionshipではDay 2に進出しましたが、残念ながらQQでKToに敗れました。メインイベントでの結果は2,045人中136位でした。フリップで敗退してしまったのですが、ここで印象に残ったハンドを1つ紹介します。
<プリフロップ>
LJ:オープン
HJ(自分):T♥T♦で3ベット
BB:コールドコール
LJ:コール
<フロップ:K♠6♠3♦>
全員チェック
<ターン:T♠>
BB:ほぼポットサイズでリードベット
LJ:少し多めの額でオールイン
自分:セットでオールイン
BB:コール
BBのK♦J♦とLJのK☘Q☘との対戦で、両者がドローの望みを絶たれた状況で、大きなポットを獲得してDay 2に進むことができたんです。"
旅の残りは、美味しい食事と最高の仲間との時間を満喫しました。マルタではPLOをプレイする時間がありませんでしたが、ラスベガスでのPLOキャッシュゲームに期待を膨らませていました。
私は2023年にタリン(エストニアの首都)で行われたWSOPCでPLOリングを獲得しました。今回はその経験をもとにPLOのコツを皆さんと共有したいと思います!
1. キャッシュゲームでは、焦らず辛抱強く待ちましょう。特にレーキを意識して、強いハンドのみを厳選してプレイしましょう。
2. トーナメントでは、スタックが浅くなった時こそ、強いペアを武器にリスクを取るタイミングです。強いペア(AAxxやKKxx)やランダウンハンド(AQQT・JT98・AKJTなど)をプレイするのがカギです。ダブルスーツのハンドが理想ですが、スタックが浅い場合は、AAxxで即勝負に出るのも戦略のひとつです。
3. PLOではNLHと大きく違い、オーバーペアの扱いに要注意です。ナッツを持っていない時は多めにチェックを入れるのが鉄則です。慎重なプレイが求められるPLOでは、小さなミスが命取りになります。"
ここで、PLO4とPLO5との間にある大きな違いを押さえておきましょう。以下にPLO5のポイントをまとめます。
・AAxxに対する勝率が上がる
・エクイティ(勝率)が拮抗する展開が多い
・QJT98のようなランダウンハンドの価値が上がる
・相手がナッツストレートなどを持っている確率が高くなるため、ブロッカーを使ったブラフを控える傾向がある
近日中にKKPoker公式サイトでPLOのコツを伝授する予定です。お楽しみに!
ラスベガスでのハイローラー
ラスベガスでのNAPTは好調にスタートすることができました。$2,200ディープスタックイベントで214人中13位に入り、その後$5,300のメインイベントに挑みました。Day 1の終了時にはスタックを2.5倍に増やしましたが、フリップで負けていなければ5.5倍まで伸ばせていたはずです。
Day 2は悔しい結果に終わりました。ブラインド同士の対決で、ポケットファイブがAKに負けてしまいました。
とはいえ、$10,300のハイローラーイベントが控えており、Day 1では2番手のチップスタックを獲得できました。そして、Day 2も順調で、13人中4位のスタックで終えることができました。
打って変わってDay 3はポーカー人生で最悪の一日と言えるほどでした。50ビッグブラインドからスタートしたにも関わらず、真っ先に敗退してしまったんです。
テーブルで唯一私のチップスタックを上回っていたプレイヤーとの対決でした。
<プリフロップ>
相手(ボタン):30Kにレイズ
自分(スモールブラインド):A♦4♦で125Kにリレイズ
相手:コール
<フロップ:A☘T♦6♥>
自分:60Kをベット
相手:コール
<ターン:2♦>
自分:125Kをベット(いつもならチェックするところ、フラッシュドローがあったため)
相手:再びコール
<リバー:4♥>
自分:ツーペアが完成し、295Kをベット(この時点で残りスタック205K)
相手:オールイン
自分:フォールド(ツーペアでは勝ち目がないと判断)
相手のハンド:A♥T♥(フロップでツーペア完成)
こうして、A9oが相手のAJoに敗れて終了しました。獲得賞金は$33,450でした。
トーナメントでは忍耐力がすべてです。数日間じっくりとプレイしてきましたが、最後にはトーナメント人生を失いかけるようなとても大きなポットを落とすことになってしまいました。幸運にも、そのトーナメントの後に参加したキャッシュゲームで非常に良い結果を出し、トーナメント以上の稼ぎを得ることができました。
近々もっとエキサイティングなライブポーカートリップが待っているので、次のブログもぜひチェックしてください。イベント中の様子は、私のソーシャルメディアやKKPoker Global、KKPoker Europeでご覧いただけます!
KKPokerの今後のイベントも発表予定です!私のストリーミングスケジュールやスペシャルフリーロール、プレゼント企画などもお楽しみに!