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Sharath Maddur選手がVegas Dreamパッケージを獲得!

Sharath Maddur wins Vegas Dream package!

Sharath Maddur選手がKKPoker Vegas Dream 2025のパッケージを獲得!これで獲得者は2人目となりました👏

カナダ限定の予選ファイナルでKKPokerアンバサダーのDavid Dongwoo Koプロとのヘッズアップを勝ち抜き、ラスベガスで開催される世界最大のライブポーカーイベント出場という夢をつかみました!

ブレットチェス、そしてサイバーセキュリティの経歴を持つMaddur選手。10年にわたってポーカーの歩みを続けてきました。今回はKKエリートチームの新メンバー・Maddur選手の物語をお届けします。

自分の目標にぴったりの環境


ポーカーを始めたのは約10年前で、最初はトーナメントを中心にプレイしていました。独学で学び、YouTubeの動画やPhil Hellmuthの『Play Poker Like the Pros』、Daniel Negreanuの『Power Hold’em Strategy』などから理解を深めました。

数年経つと、より大きなトーナメントに挑むための資金を得ようとキャッシュゲームに移行しました。ただ、正直なところ、バンクロール管理が甘く、しばらくは負けプレイヤーのままでした。

KKPokerを始めたのは昨年のことで、セントメアリーズ(フレデリクトン)で開催されたライブトーナメントのサテライトを知ったのがきっかけでした。少額バイインからでもバンクロールを増やせるサテライトが数多くあり、それが大きな魅力でした。まさに自分の求めていた環境でしたね。

フレデリクトン(ニューブランズウィック)には本当に素敵なポーカー仲間が集まっています。実力のあるプレイヤーや常連が多く、誰もがフレンドリーで支え合う雰囲気です。毎週行われるチャリティトーナメントも盛況で、多くの人が参加しています。

Main Eventに出ることはずっと夢でした。毎年、そのチャンスをつかめるサテライトを探していて、KKPokerのサテライトはフィールドが小さく、戦いやすそうだと感じたんです。サテライトの道筋を見た瞬間に、もうこれしかないと思い、$20サテライトをひたすらプレイして$300チケットを積み上げていきました。

パッケージを獲得する前は、今年の目標をMain Eventのシートを買えるだけの資金を築くことに置いていました。今は出場が確定したので、大会に向けた準備に全力を注いでいます。長時間プレイに耐えるスタミナを養い、数学的なスキルを磨き、さらにオンライン(統計やBBスタックが表示される環境)から、全てを自分で把握しなければならないライブプレイへの切り替えに備えて記憶力も鍛えています。

レンジを意識した勝負の分岐点


レイトレジストが締め切られるまでの1時間ほどはチップリーダーとしてプレイできていて、手応えを感じていました。そこにレイトレジストのDavidが一気にダブルアップを重ね、次々にプレイヤーを飛ばしていました。それでも、残り3人の時点でもまだ勝機はあると思っていました。オンラインでハイステークスのヘッズアップハイパーターボやSpinUpをやり込んでいたので、20BB以上を持ってヘッズアップに進めば自分にアドバンテージがあると信じていたからです。

一番厳しかったのは3ハンドの場面です。自分は30BBのチップリーダーで、他の2人はやや少なめ。ボタンからJTでレイズすると、Davidがコール。フロップはドライなエースハイで、完全に外してしまいましたが、小さめにCベットすると、Davidはコールしてきました。

ターンはブランクでした。本当はチェックするつもりだったのが、誤ってポットの3分の2、だいたい7BBをベットしてしまったんです。するとDavidが即座にジャム。フォールドするしかありませんでした。そのミスクリックで、2人のアグレッシブなプレイヤー(うち一人は経験豊富なプロ)を相手に、ショートスタックへと追い込まれました。ここで深呼吸して、気持ちをリセットし、「1ポットごとに戦おう」と腹をくくりました。

幸いにもDavidがもう1人を飛ばしてくれて、ヘッズアップへ。スタックは自分が10BB弱、彼が60BBという状況でした。「ダブルアップが1回あればいい」と自分に言い聞かせ、慎重に勝負どころを選びながらプレイし、15BBまで回復することができました。

次のハンドがトーナメントで一番好きな場面で、ターニングポイントだったと思います。自分はビッグブラインドT9を持っていて、Davidがボタンから2BBにレイズ。コールしました。フロップはQJ9で、ミドルペアに加えてストレートドロー。彼の1.4BBという小さいCベットにコールしました。ターンはJでボードがペアに。完璧ではないけれど、そこまで悪くもない。

チェックすると、彼が2.3BBを打ってきました。これをコールすればリバーに残るのは9BBほどで、どう見てもリバーのオールインを仕掛けてくるように見えたんです。その瞬間、本当に彼のレンジについて考え込みました。トリップスやストレート、フルハウスといった強いハンドか、それともリバーまで打ち切るブラフなのか。ベットサイズからは「リバーで必ずジャムする」という強い意図が感じられました。だから、彼の極端なレンジを前提に、ここはコールしてリバー次第に賭けようと決めました。

リバーに8が落ちた瞬間、「これしかない」と思いました。ストレートが完成して、負けるのはフルハウスかK10だけ。すごく狭いレンジですよね。チェックすると、案の定彼がオールイン。すぐにスナップコールしました。彼がA8を見せ、自分はダブルアップ。あの時初めて「勝てる!」と思えました。そこから30BBまで回復し、彼の46BBに追いつき、やがて逆転。勢いに乗ったら一気に畳みかけました。

PLEASE NO KING!


自分はビッグブラインドでスペードのAQを持っていて、スタックは35BBくらい。Davidは16BBほどでボタンからミニレイズしてきたんです。8BBにリレイズしたら、彼がすぐにオールイン。即コールしつつ、「AKだけは勘弁してくれ」と心の中で祈っていました。彼がめくったのはKQオフ最高の展開でした!

フロップはJ84のレインボー。「キングとテンだけは落ちないで!」と声を上げていましたね。

ターンでもう1枚の4が出て、「PLEASE NO KING!」とまた叫んでいました。

そしてリバーは3。机を叩いて叫び、拳を突き上げて、信じられない喜びのあまり床に倒れ込みました。しばらくは画面を見ることすらできませんでしたよ。ようやく見返したとき、KKPokerに映し出された“1/20”の文字が勝利を確信させてくれました。

KKエリートチームに参加できることが本当に楽しみです。去年のエリートチームの記事を読んで、素晴らしい体験だったんだなと感じました。ラスベガスでシリーズに出るのはこれが初めてなので、こういったチームに加われるのは自分にとって特別なことです。

一番大事にしているのはメンタルですね。タフなビートやクーラーを食らってもティルトしないこと、冷静さを保つこと。そのための準備をしています。それから、ライブで素早くオッズやスタック深度を計算できるように数学も復習中です。オンラインでは画面にツールが出ますが、ライブはすべて自分の意識と記憶力に頼らないといけませんから。

自分は高速のブレットチェスをプレイするのも好きで、レーティングは1900くらいあります。あのスピード感ある戦略的思考は、ポーカーにもすごく活きていると感じています。

普段はサイバーセキュリティの分野でホワイトハッカーをしています。システムを分析して、弱点を見つけて、実際に試してみる。そういうスキルはポーカーでも活きていると思います。

目標はMain Eventで優勝すること。そのために全力を尽くすつもりです。しっかり準備を整えて、ディープに進み切ってタイトルをつかみにいきます。

バンクロール管理を徹底する


まずは、ハンドを客観的に見直すことが不可欠です。下手に打っても勝てることはあるし、逆に完璧に打っても負けることもあります。だから、勝ったからといって悪い習慣をそのままにしてしまわないことが大切です。基礎に基づいた一貫した判断を続けることが、長期的には必ずプラスになります。

それから、最初は小さく始めるのがいいですね。勝てる自信が持てるまでは低いステークスにとどまること。KKPokerにはバンクロールをリスク少なく増やせるサテライトがたくさんあるので、それを活用してください。そして最後に一番大事なのは、バンクロール管理をしっかりすること。すべてはそれに尽きます。

KKPokerでチャンスをつかもう!


KKPokerでは、今後も新たなVegas Dream優勝者の発表や、7月の大舞台に向けて歩む姿をお届けしていきます。お楽しみに!

君も次のKKエリートチームメンバーを目指してチャンスをつかもう✊️

カナダのプレイヤー向け予選情報はこちら
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