日本人がポーカープロになるための方法を解説!
アメリカに比べ、日本のポーカーの歴史はまだ20年ほどと短いです。しかし、IT技術の進歩のおかげでポーカープロになる日本人が年々増えてきています。
特に最近では、ポーカー系YouTuberの影響でポーカーを始める方がものすごく増えました。よって今後、ポーカープロを目指すプレイヤーが増えることも簡単に予想できます。
でも、プロを目指す方はまず以下のような疑問が思い浮かびます。
・ポーカープロの定義とは?
・ポーカープロの種類は?
・日本人がポーカープロになるには?
この記事では、上記の疑問を明らかにし、ポーカープロを目指すプレイヤー向けに“プロになるには何をすべきか”について、特に力強く書いてみましたので、少しでもご参考になれば幸いです。
目次 |
ポーカープロの定義
もし、あなたがポーカープロを目指したいと考えた場合、どうやったらなれると思いますか?
実はだれでも“ポーカープロ”と名乗ればポーカープロなんです。
なぜなら、ポーカープロとアマチュアの間には明確な線引きがされていないからです。だって、プロになるための資格や大会実績、条件は皆無なんですから。
しかし、プロである以上、ある程度、実績や結果がないと周りが認めてくれないでしょう。
そこで、世間では一般的に、“ポーカーで飯が食えている状態、家族を養えている状態”であることをポーカープロと言われています。
この状態に持っていくにはある程度、ポーカーで実績がないと厳しいと思われますが、このSNS時代においては別にポーカーが強くなくてもプロになれます。
では以下からポーカープロの種類を詳しく説明します。
ポーカープロの種類
現在、世の中に存在するポーカープロの種類を、おおまかにまとめると以下の通りになります。
①スポンサー付きプロ
②ライブのトーナメントプロ
③グラインダー
④オンラインプロ
⑤ポーカー講師業(個人 or サロン)
⑥YouTuber
以下から、ひとつひとつ説明します。
①スポンサー付きプロ
KKPOKERなどのポーカーアプリとプロ契約しているプレイヤーは、一般的にポーカープロと呼ばれています。
スポンサーが付くメリットは、毎月の給与があったり、トーナメント参加費や渡航費、宿泊費をスポンサーが負担してくれることです。
※スポンサーや選手によって契約内容は大きく変わります
ちなみに、スポンサー付きプロがポーカープロのなる方法の中で一番難しいでしょう。スポンサーから選ばれないとなれないわけですから、最低でも以下のどれかに当てはまらないとなれません。
・ビッグトーナメントで輝かしい実績を残している
・オンラインで突出した成績を残している
・SNSで知名度がある
上記プラス人格者であり、広告塔として扱いやすく、世界中のプレイヤーとコミュニケーションが取れるなど本当に優れたプレイヤーではないと務まりません。
②ライブのトーナメントプロ
世界中のライブトーナメントを飛び回り、稼いでいるポーカープロもいます。
このプロは名誉とお金が手に入るので、だれもが憧れていますが難易度はすごく高め。現実は分散に耐えきれず破産するプロも大勢います。
その反面、何十億円も稼いでいるポーカープロが世界中で何人も活躍しているのも事実です。
③グラインダー
ライブのトーナメントプロとは逆に、キャッシュゲームメインのポーカープロは“グラインダー”と呼ばれています。
彼らは自分の身の丈に合ったテーブルまたはフィッシュのいるテーブルで、多い人で毎日10時間ほどプレイします。トーナメントに比べて安定するので、トーナメントプロよりプレイ人口が多いのが特徴です。
ちなみにトーナメントプロもキャッシュゲームをプレイします。逆にグラインダーがトーナメントに出場することは稀です。
④オンラインプロ
オンラインプロとは、オンラインのポーカーサイト・アプリで主戦場としているポーカープロのことです。
オンラインポーカーはライブポーカーより難易度は高めです。ですが、複数のテーブルに座れたり、カードを配る手間がないため回転率がよく、上手いプレイヤーにとっては一番稼げる戦場と言えるでしょう。
またかなりの低レートからステップバイステップでプレイできるので初心者も安心して参加できます。
ちなみにオンラインプレイヤーは、ライブプレイヤーと違って、キャッシュゲームとトーナメントどちらもやるというプレイヤーが多いのも特徴です。
⑤ポーカー講師業(個人 or サロン)
自らの経験を活かし、個人コンサル、ポーカーサロンで講師業をするポーカープロもいます。
日本より海外の方が活発に行われていますが、日本でも近年サロンが増えてきた印象です。
ただし、ある程度、知名度や実績がないとほぼ集客できないでしょう。
⑥YouTuber
ポーカー系YouTuberも、ここでは一応ポーカープロにしました。
彼らはポーカーの収益だけではなく、YouTubeからの広告収入、グッズ販売や案件からの収入など多岐にわたります。
ただこちらもかなり厳しい世界で、一朝一夕ではなかなか安定することは難しいでしょう。ただし、タダみたいな費用で挑戦できるので、キャラ立ちしてる人はチャレンジしてみてもよいと思います。
日本人がポーカープロになるには
ここからは日本人のためのポーカープロのなる方法をご紹介します。なるべくリスクがない方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
以下がロードマップになります。
①初心者向けポーカー書籍を熟読
②オンラインポーカーで経験を積む
③ポーカーをしやすい生活環境にする
④キャッシュゲームで経験を積む
⑤バンクロールが貯まったらトーナメントへ挑戦
以下にて、順番に説明します。
①初心者向けポーカー書籍を熟読
初心者向けに優しく書かれたポーカー書籍を熟読します。初心者向けの本を2〜3冊読み、その後、実践経験を積みつつ中級者向けの本に移行すれば良いでしょう。
②オンラインポーカーで経験を積む
今現在や、ライブポーカーよりオンラインポーカーの方がはるかにレベルが高い。ですので、KKPOKERなどのポーカーアプリでプレイするのが一番、上達への近道です。
実際、年々オンライン出身のポーカープロが増えていますので、まずはオンラインのマイクロレートで勝ち越すまでやり込みましょう。
③ポーカーをしやすい生活環境にする
ポーカープロになるためには膨大な実践経験を積む必要があるため、圧倒的に時間が必要です。
副業で安定した収入があれば、マネープレッシャーに負けにくくなり、会社に縛られずにポーカーを享受することができます。
④キャッシュゲームで経験を積む
オンラインである程度、経験を積んできたら海外カジノデビューしたくなるでしょう。そして、この段階にまで達したら海外に行っちゃいましょう。
日本のアミューズメントカジノに行くという手段もあるのですが、以下のようなデメリットがあります。
・トーナメントを何回も参加しているとお金がかかる
・プライズゲットまで時間がかりすぎる
・海外挑戦が遠回りになる
なら直接、海外に行って、キャッシュゲームの一番安いステークスをプレイしましょう。
近場のアジアだと、フィリピン→韓国→マカオの順にレートが安いです。
⑤バンクロールが貯まったらトーナメントへ挑戦
バンクロールが膨らんできたら、バイインが小さめのトーナメントに出場して、トーナメント慣れしていきましょう。バンクロールに合わせて徐々にトーナメント規模を大きくしていくことがおすすめです。
バンクロールを膨らます方法としては、トーナメントに参加する傍ら、キャッシュゲームは継続しておきます。バンクロールが十分にあり、現在のステークスでは絶対勝ち越せると自信があれば、キャッシュゲームのステークスもあげて、よりバンクロールを膨らまし、さらに大きなトーナメントに参加します。
要するに初めの段階においては、キャッシュゲームで稼いだお金をトーナメントのバイインに回すといったイメージです。
ここから先はバンクロールマネージメントが重要になってくるので、トーナメント20回負けても死なない程度のバンクロールじゃないと分散で死んでしまいます。
ちなみにトーナメントに参加せずに、キャッシュゲーム一本で食っていくという選択肢も視野に入れておきましょう。名誉はありませんが、こちらの方が安定します。
まとめ
このページを見ている方はもうご存知だと思いますが、ポーカープロの道は間違いなくイバラの道です。
それでもいずれは海外に飛び出して、ポーカープロを夢見るプレイヤーにとって、この記事が少しでも参考になれば幸いと思い、書かせて頂きました。
基本的にポーカーの技術や流行は日進月歩なので、これ以後もプレイ→学習→プレイ→学習のサイクルは続きます。ぜひ、あなたが実現できる「ポーカープロ」になってください!
なお、この記事はETwebの管理者の協力を得て書かれたものです。ETWebのサイトにて、ポーカー勉強に参考できる書籍をまとめているので、よろしければ参考にしてみてください。