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石田有里のポーカーダイアリー|#1 コスタリカ

Posted By KKPoker | 2025-03-04

石田有里のポーカーダイアリー|#1 コスタリカ

ライブポーカーは、国境を越えて人と人をつなぎ、テーブルを離れてからも続く忘れられない体験を届けてくれます。KKPoker公式プロを務める石田有里プロにとって、今回のコスタリカへの旅もまさにそのひとつでした。

ポーカー好きが集まるコスタリカでは、つい最近もKKLIVEが2回も開催🎉

石田プロが語る、ラテンアメリカのポーカーカルチャーと旅のリアル。テーブルでの交流から、海外プレイヤーへのアドバイス、これからの目標まで、たっぷりお届けします!

世界のポーカープレイヤーが楽園に集結!

Yuri with friends in Costa Rica. Including Dominick French (left) #1 Flag Hunter. 

石田プロは2025年1月末、サンホセで開催されたCosta Rica Poker Festivalに参加し、見事3回の入賞を果たしました👏

「コスタリカは気候がとっても良くて、イベントはグローバルでした」と振り返ります。

アメリカや北欧からの参加者が大半を占める中、アジアから参加したのは日本人プレイヤーのみ。今回の旅はポーカー漬けというわけではなく、観光を楽しむプレイヤーも多数で、石田プロももちろんコスタリカを満喫したそうです。

「テーブルでも『この国が良かった』『次どこの国に行くか』『どこから来たのか』などといった話が飛び交っていました」

国際基準に沿って進行された今回のトーナメントですが、石田プロが特に驚いたのは、メインイベントで使用されたチップの大きさです。

「一番びっくりしたことは、メインイベントのチップのサイズだけが、他より一回り程大きかったことです。チップシャッフルがしにくかったですが、とても可愛くて綺麗な色で、プレーしていて楽しかったです♪」

コスタリカのライブポーカーは、明るくフレンドリーな空気感がとても印象的だったとか。真剣にプレイしている人もいる中、大半のプレイヤーは気さくに会話を楽しんでいて、自然とリラックスできる雰囲気だったそうです。さらに、運営スタッフの温かい対応も心に残ったと言います。

「コスタリカは陽気な方が多くて、楽しい雰囲気でしたね。イベントの主催者の方なのか、いつも会場で全体挨拶されているコスタリカの女性の方がいらっしゃるのですが、その方もとっても陽気な方でした」

石田プロの感覚では、アジアと南米のイベントは流れやルールに大きな違いはないものの、アジアは賞金の規模が年々高くなってきている印象だそう。そんな中、石田プロが驚いたコスタリカならではのポイント、それはペイアウトの対応でした。

「コスタリカではインマネすると、わざわざ一人ひとりスタッフの方が受付まで連れて行ってくださるんです」

これまで見かけたことのない珍しいやり方だったとか。

プレイスタイルの違い:リスクテイカー vs カリキュレーター

南米のプレイヤーと日本のプレイヤーでは、プレイスタイルに大きな違いがあると石田プロは感じたそうです。

「もちろん人によりますが、ギャンブルをする方が多かった印象です。

後で気づいたのですが、ポットをあまり焚かないほうが良かったと思いました。ポットが大きいだけに、負けていてもオールインにコールするようなギャンブラーの方が多かったですね」"

広いレンジでどんどんコールしてくる南米プレイヤーたちに、石田プロも少し苦戦。上手くいけば大きな利益につながる一方で、不運な逆転負けに繋がることもあったそうです。

遠征ポーカープレイヤーへのアドバイス

Yuri at the event alongside Scottish flag hunter & Triton champion Andrew Leatham (second left)

Hendon Mobで「女性フラッグハンター」としてトップに名を連ねる石田プロは、世界45ヵ国以上ものライブトーナメントでキャッシュ実績を持つ国際派プレイヤーです。世界各地を飛び回り、国ごとの多様なトーナメント形式やルールを経験しています。そんな石田プロが初めての国や会場でプレイするときに特に意識していることとは?

「休憩中に自分のスタックの写真を必ず撮っておくこと。これは何かトラブルがあったときに一番の証拠になります」

過去にルーマニアのトーナメントで、Day2開始前にチップバッグが開けられており、5,000点がなくなっていたことがあったそう…また、国によってはブレイク中にディーラーが席を外すことがあるという点にも驚きを感じたそうです。

「『日本ではこうだから』という自国のルールや当たり前は通じません。その国々で大事にしているポイントが全然違うんです」

言葉の壁とテーブルでのコミュニケーション

海外の大会に挑戦する日本人プレイヤーにとって、言葉の行き違いは大きな壁になることもあります。石田プロは、「フォールド」や「コール」といった単語の発音が原因で、思わぬミスにつながる可能性があると注意を呼びかけています。

「フォールドをするときは何も言わないで捨てる方が確実だと思います。もちろん発声優先ではありますが、捨てたらそのままフォールドですし、捨てたかったのにコールに間違えられてしまったら大変です」

コスタリカのテーブルでは、「Vamos!」という熱い掛け声が飛び交ってたそう。日本語でいう「行くぞ!」に近い、情熱的な一言です。

次なるフラッグを目指して

サンホセでのKKLIVEをきっかけに、石田プロの南米ポーカー旅への意欲はさらにアップ!中でもブラジル・ウルグアイ・アルゼンチンには特に興味を持っているとか。

「南米はどこの国にも興味がありますが、ポーカーが盛んなブラジルやウルグアイ、そしてアルゼンチンも行ってみたいですね!

ちなみに、海外のKKPOKERイベントで獲得したフラッグもありますよ!2023年に開催されたPolish Poker Championshipのメインイベントで入賞し、スロバキアのフラッグを無事ゲットできました」

石田プロの次なる遠征先は、3月のアルメニアとスコットランド。そして、9月にはフラッグハンターたちの間でも評判の高いアルバへの旅も検討中とのことです。

ポーカーコミュニティに伝えたいこと

「ライブ会場で私を見かけたら、是非お声掛けください!」と、石田プロらしい明るい笑顔でメッセージをくれました。

ポーカーも旅も全力で楽しむ石田プロ。その土地ならではのトーナメントルールに驚いたり、ローカルプレイヤーのスタイルに合わせたり、世界中でフラッグを集めたり——石田プロの歩みは、ポーカーの国境を越えた魅力を物語っています。これからも世界を股にかけて活躍する石田有里プロから目が離せません!

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これからも楽しいイベント情報が続々登場予定!お見逃しなく!😉

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